TELARC


 ナチュラル・ダイレクト指向。オーケストラ録音ではワンポイント録音に徹する。 解説書にはテクニカルインフォメーションとして、使用した機材の詳細が 記されており、なんとインターコネクトの銘柄までを知ることができる。 さらには次の文が掲載されている。

During the recording of the digital masters and the subsequent transfer to disc, the entire audio chain was transformerless. The signal was not passed through any processing device(i.e., compression,limiting, or equalization) at any step during production.

 上文のようなこだわりのかいあってか、非常に広いダイナミックレンジを実現している。 先日はブラームス2番のフィナーレにおける音圧レベルの高まりに驚かされた。 フィナーレ前にも結構なダイナミックレンジを感じさせていたのに、さらなるレンジを隠し持っていたとは!!! 楽器の定位感やホールの響きもまったく自然な感じ。変な誇張がいっさいなし。
 多くのレーベルが、最新のテクノロジーにより「高音質」を実現したと謳っている。 しかし、それがどんなに理論的にすぐれていようともあまり重要なことではないと思う。 もしも、ベストなマイクセッティングで最高の音が録れるなら、 その音にはできるだけ手をくわえずにイキのいいままプレスしてほしい、 そう切望するリスナーに真っ向から応えてくれるのがテラークだ。

イキのいい魚は刺身で食べるとうまい。
イキのいい音がとれたら、その鮮度をたもってリスナーのもとへ。

 テラークは、基本を押さえた上でサラウンドや特殊効果音にも力を入れています。

CANYON CLASSICS


ここも素晴らしい。
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