• 一日目 2000年11月13日
    ◎基山町〜夜須〜甘木〜日田
     いつものルートである。九州南部に行くときも、東部に行くときも、必ずこのルートだ。 田舎へ行くためのワープ路である。

    ◎日田〜宮崎県都城市
     せっかく長々と書いていたのですが、パソコンがCRASH AND BURRN!!。この区間のデータが壊れてしまいました。 復旧できたら即UPします。トホホ。

    綾の大吊橋から

    県道26で出会った野生の子猿

    関の尾滝
    ◎都城〜鹿児島県国分〜垂水
     テントは都井岬に設営する予定であった。つまり最終目的地は都井岬である。 都城から都井岬まで最短距離で行けば早く着きすぎてしまうので、 寄り道ルートを考えることにした。思案は尽きなかったが、 結局10号線で鹿児島湾に出て夕暮れの湾岸を走ることにした。
     10号線は交通量がさほどなく、しかものどかな道なのでぐんぐん追い越し可能。
    国分に出るあたりは割と勾配のある長い下りが延々と続く。「エンジンブレーキを活用しましょう」 という垂れ幕があちらこちらにみられた。
     国分からはR220。交通量少なめ。途中、有名な天然黒酢の醸造元がある。 風景はあまり望めない。ひたすら走る。そのうちに右手の桜島がしだいに大きくなる。 R220をひた進むために桜島のつけ根で左折。夕暮れの海の様子がいとおしかったので写真におさめた。 ふと後方を振り返ると、なんと桜島から噴煙が吹き出ているではないか!
     桜島に向かって走っているときには噴煙はなかったので、気づいた事自体が大変ラッキー。記念撮影する。 垂水市内に入る頃にはほとんど日の入り。この日は朝起きてから何も口にしていなかったので、 食事にする。節約のため、キャンペーン中のり弁激安のホカ弁を探す。幸いすぐに見つかった。 ホカ弁と一緒にパン屋さんもやっている店だったので、のりタル弁当(260円)とサービス品の調理パン(100円)、 それに烏龍茶(150円)を購入。この弁当屋は客はいないのになぜかスタッフの数がベラボウに多かったのが印象的。
     本当は景色のよいところで食したかったが、日は完全に暮れるし、よい場所もなさそうなので、 市営のテニスコートを備えた小さな公園のような場所のベンチで食べた。部活らしき中学生がテニスをしていた。 のりタルが妙にうまかった。調理パンは夜食にと思い、手をつけないことにした。さぁ、出発。

    ◎垂水〜串良〜志布志〜宮崎県串間市「いこいの里」
     垂水から先は夕暮れの交通渋滞が結構あった。幸い路側帯がやや広いのですり抜けしやすい。 さすがにくたびれてきたためであろう、志布志まで結構な距離を感じた。 志布志市内ではあきらかに悪意を持った市内バスにでくわし、ショックをうけた。 普段接する福岡市の西鉄バスは、実はかなりマナーが良いのだ。
     淡々と走り、串間市の「いこいの里」という温泉施設を目指す。 ツーリングマップルには「午後9時まで、400円」とあるやつだ。 見過ごしたらどうしよう、と不安に思っていたが、結構規模の大きな施設だったのですぐにわかった。 建物のつくりはしっかりしていて、この種の施設のなかでは品があるほうだ。 確か20時前頃に到着した記憶がある。
     広めの駐車場には多くのクルマが駐車してあった。地元の人が仕事がえりに、あるいは家族で訪れるのだろう。
     自動ドアの玄関(2重)をくぐると、ホテルのフロントのようになっている。風呂券を自販機で購入するのだが、 一番安いチケットが600円だった。400円のつもりだったので、ちょっとイタイ。ツーリングを終えてからわかったことだが、 館が2つあって400円の館は「川の対岸」にあるらしい。暗くてよくわからんかった。 引き返すわけにもいかないのでとにかく600円の入湯券を購入し、フロントのお兄さんに渡す。 お兄さんはホテルマン風のちゃんとした人だった。おそらく600円の館は高級指向なのだろう。
     風呂は広いが、和の雰囲気で割と落ち着いた感じ。お湯もちょうどよかった。 露天風呂は400円の館のみで、こちらの600円館にはなかった。ちょと残念。
     風呂をあがって休憩室へ。この館にはロビーの他に15畳はありそうな休憩室が複数ある。 空いていそうな部屋をえらんで入る。畳敷きに座蒲団プラス机、なのでくつろげる。 21時まで、40分くらいのんびりした。テレビではイギリスの住宅地に繁殖したキツネに関するドキュメンタリーが放映されていた。
     21時が近付いたので館を出る。流水路がこしらえてあり、それは外から中までつながっていて鯉が泳いでいた。 出発の準備をしているとまだぞくぞくとクルマが駐車場に入ってきた。21時までというのは400円館のことであって、 600円館の閉館時間はおそらくもっと後なのだろう。ちょっと失敗。もう少しのんびりすればよかった。

    ◎いこいの里〜都井岬でテント泊
     GSFのキーをオンにすると、さすがにエンジンは冷えきっていた。 駐車場で暖気運転はしたくないので、オイルがまわったらすぐに出発。目指すは都井岬 のんびり走ることで暖気運転とする。ミラーにはるか後方のクルマのライトが映ったので、 路肩によせてクルマを先に行かせる。またのんびり暖気運転。エンジンがあったまるにつれペースを上げる。 やがて先程のクルマに追い付き、一緒に走る。どこまで一緒かな、と思ったらず〜っと一緒。 交差点がいくつかあったが両車同方向に曲がる。おそらくクルマのドライバーはうざったかっただろうなぁ。 そして両車はとうとう都井岬に通じる一本道に入った。都井岬に通じる道には途中ゲートがあり、牛馬保護協力費が徴収されるようになっているが、 さすがに夜間はゲートが開放されていた。 先のクルマをあおるかたちのまま都井岬に着いたら、その後が気まずいので、意図的にペースを落して車間を広げた。 しばらくその後前のクルマは途中の観光ホテルに入庫した。
     その後気分良く走っていると、道端に馬がいた。4本足で自立した状態で眠っているようにみえた。 岬馬である。都井岬には野生の馬が繁殖しているのだ。それ以降はゆっくりゆっくり走り、岬を目指す。
     やがて都井岬灯台に到着。広い駐車場があり、クルマが2台いた。テントを張れそうな場所を探す。 まあまあの場所があったので、バイクをとめてエンジンを切る。
     さっそくテントを設営し、岬からの風景を満喫、とはいっても曇り空の夜なので、漁船の灯りが見えるのみ。
     明日に備えて寝ることにする。寝袋にくるまっていると、駐車場にディーゼルカーが入ってきた模様。 そのクルマはテントそばまでくると、しばらくアイドリングをしていた。灯台の職員さんだろうか? テントを張ってたら怒られるのかな?もしくは物盗りか?と不安になる。その後クルマはテントからやや遠い所に移動した。 テントの窓からちらっと外を覗くと、白いワンボックスみたいなクルマがとまっていた。 あちらにはこれといった動きは見られないので、気にせず寝ることにした。
     気にせず、とはいってもやはり気にはなるもの。夜中ちょっとした物音で目がさめる。 風でテント入口のジッパーが音をだすと、誰かがテントの中に入ってくるのではと不安になるのだ。 キャンプ場なら恐くないけれど、人気のない場所で人気を感じるのはやはり不安だ。
     丑三つ刻になると、軽く雨が降ってきた。雨対策はしていないので、 カンベンシテヨーと思っていたらすぐやんだ。 テント泊をすると、雨が降り出しやすいのはだいたいこの時間だということに気がつく。 夜中雨に降られるのはほんとうにつらい。あらかじめ降っていれば、対策もしやすいのだけれども。 この後また軽く降ったが、もう気にしないことにした。

     本日の走行距離、590km。下道オンリーで自己最高。もう満足した。
    1日目日記ここまで(2001.1.8記)
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