ボンジョヴィ コレクターズCD紹介


 ボンジョヴィに関する音源は正規盤・ 海賊盤問わず数多く出回っています(ストーンズ、ツェッペリンほどではないにしろ)。 しかし、特に海賊盤のライヴ物は高価な買物になる割に当たり外れがありますか ら、どうしても購入を躊躇してしまうものです。 所有する盤のなかからいくつか紹介しますので、購入の際に参考にしてください。 なお、音質に関して五つ星がついているものがありますが、 一般的なCDを評価する場合とは基準が異なります。 オーディオマニアのいう優秀録音ではありません。                    
(紹介するCDは順次追加して行きますのでお楽しみに)

〜1987 〜1992 〜1993 〜1998  〜2005 企画物
〜1987
    Lessons/MASSAGE
 
APOLLON
APCY-8266
1.Where Were You
2.I Can Feel It
3.She's Gone
4.Stories
5.Pessimistic Man
6.Swing
7.Lessons
8.It Won't Be Long
9.Is There Love
10.Any Other Girl
11.Don't Go Don't Run*
12.In Your Heart*
13.Diana*
14.Living In The Night*
*(JAPAN ONLY)
 リッチーとアレックがボンジョヴィ以前に在籍していたバンド「MASSAGE」の、 82年に発表されたオリジナルアルバムからの音源Tr5〜10に加え、 Voのディーン・ファザーノのソロプロジェクトのデモ音源(Tr1〜4,11〜14) がボーナス収録されたオフィシャル盤。オリジナルの音源は相当レアだったがFEMSによりCD化、 日本盤はアポロンよりリリースされる。曲調はなつかしのアメリカンプログレハードっぽい。 リッチーのラフな手癖フレーズがたくさん聞けるのでリッチー好きにはたまらないはず。 ただし曲のクオリティーとしてはメッセージとは関係の無いボーナストラックの方が上かもしれない。 B級バンドの扱いができなくなる程の上質のバラード(13)も入っており、 リッチー云々抜きで評価できる内容となっている。 本作品の購入を迷っているリッチーファンはもちろん、 一般の音楽ファンにも自信を持ってすすめることができる一枚。
 *追記* 2000.6.21に日本での発売元がキングレコードに変更となりました。 それに伴い、ジャケットが変更され(メンバー写真になった)、 さらに収録曲が2曲プラス(medicine man & dance of the dead)されたようです。 価格も若干安くなっていっそうお買い得です。買うなら絶対日本盤をオススメします。
●音 質 →☆☆☆☆
●演 奏 →☆☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆

    The ultimate story VOL.3
  202x197(21341bytes)
GEMA
BON 9003

Demos from 1981
1.Runaway
2.She don't know me
3.Shot through the heart
4.Heartbreak eye
5.Love lies
6.Hollywood dream
7.What do you want
8.Talking in your sleep
9.No action
10.Open your heart
11.This woman is your sleep
12.Don't do that to me anymore
13.Stringin a lie
14.Slippin away
15.Head over heels
16.Don't keep me wanderin
17.Charlene
18.Don't leave me tonight
19.Bubblious girl

 デモ集。1は1stアルバムとまったく同じ。その他の1st収録タイトルはいずれもデモVersion。 荒削りさが魅力。聞く価値は十分にある。
 それ以外の曲について。4は1stのために作られた曲だとおもうが、その他はもっと古い録音。JohnBongiovi名義で Jonのいとこがオフィシャル発表してしまったため、今となってはあまり価値がない。
●音 質 →☆☆
●演 奏 →☆☆
●お勧め度→☆☆(1st収録曲については星3つかな?)

    ONLY FOR YOU(VOL.1)
 
BANANA
BAN-002-A

LIVE IN JAPAN 1985
1.TOKYO ROAD
2.BREAK OUT
3.ONLY LONELY
4.SHE DON'T KNOW ME
5.BANG BANG(MY BABY SHOT ME DOWN)
6.SHOT THROUGH THE HEART
7.SILENT NIGHT
8.THE HARDEST PART IS THE NIGHT
9.IN AND OUT OF LOVE
10.RUNAWAY
11.BURNING FOR LOVE
12.GET READY
TOTAL CD TIME 68.35

 BANANAレーベルの"UNAUTHORISED"シリーズ。 ジャケットに堂々と「ボンジョヴィの許可は受けていません」、 「音質はオフィシャル物と同じ質ではないかもしれません」と書いてあるのが大胆。 開きなおりもいいところである。
 内容は、1985年の日本公演を収録したもので、オープニングはもちろん"TOKYO ROAD"、 そして"BREAK OUT"から"ONLY LONELY"へという流れはこの時期の定番だ。 面白いのが、リッチーのチューニングが半音ほど周りとずれがあること。 リッチーお得意の、開放弦のハーモニクス+アーミングプレイでそれがわかる。
 次の"BANG BANG"といった懐かしの短調曲のカヴァーが胸を打つ。 "BANG BANG"から"SHOT THROUGH〜"にかけてのつなぎのドラマが感動的、 ライヴを実際に体験した者の多くはきっと涙したことであろう。
 音質は、サウンドボードなのか空気録りなのかはっきりしないが、 状態は安定している。ただし、Dレンジは低く、コモリ気味で、臨場感は薄い。 しかし、劣悪という程ではない。
 「日本公演」にこだわらなければ、別に紹介している"GET READY"の方がいいだろう。 演奏も、曲目も"GET READY"の方がはるかに魅力的なのだ。
●音 質 →☆☆
●演 奏 →☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆

    GETREADY
 
BONDAGE MUSIC
BON039
 

SUMMERFEST, MILWAUKEE,
WISCONSIN 6.29.1985
1.TOKYO ROAD
2.BREAK OUT
3.ONLY LONELY
4.SHE DON'T KNOW ME
5.SHOT THROUGH THE HEART
6.GUITAR SOLO
  〜IN AND OUT OF LOVE
7.RUNAWAY
8.HOME 〜 GET READY
9.BURNING FOR LOVE

 1985年のサマーフェスタでの演奏。MCの感じからしてテレビかラジオで中継されたときの放送用音源だと思われる。
 演奏はお約束の"TOKYO〜"で幕をあける。しかし、スピーカから飛び出してくる音には誰もが驚くはずだ。 アレックのベースが異常に大きいのだ。彼の手から生み出される一音一音が、 強烈なアタック音を伴って響いてくる。 おまけにコーラスもアレックだけ妙にミックスのレヴェルが大きい。 アレックマニアには涙ものの音源である。 しかし、アレックの音が大きいこの盤の価値は、 アレック脱退という現実に照らし合わせてのノスタルジックな意味合いだけではなく、 アレックの存在が如何にエネルギッシュなボンジョヴィの魅力に貢献していたかが明らかになる点にある。 アレックを再評価する上での良き資料になるはずだ。 残念ながら(?)、曲が進行するにつれアレックのベースのレヴェルは標準的なものに近付いて行く。 とはいっても、やはり一般的な基準からすれば大きめなのでご安心を。
 もちろん、この音源の魅力はアレックだけにあらず。各メンバー非常に元気がよろしい。 ステージで演奏することが楽しくてたまらない、 そんなメンバーのいきいきとした表情が音から伝わってくる。 特にリッチーは絶好調、トリッキーな装飾フレーズを惜しみなく繰り出しており、 それが曲の雰囲気作り、ライヴの盛り上がりに見事に貢献している。 曲目リストには記されていないが、"Shot Through The Heart"の前にはちゃんと"Bang Bang"が演奏される。 カヴァー物としては他にも、"Home"という曲が演奏されているが、これはなんだかほのぼのした曲。 カントリー系の有名曲のようだ。
 Tr.9では、耳なれない低めの声でのコーラスが大きめに聞こえるが、 ひょっとしたらこれはアレックの声だろうか。 彼はたいてい超ハイトーンのコーラスを担当しているため、 これがアレックならばそれがはっきり聞き取れるという点である意味レアかもしれない。
 音質は決して良くはないが、ライヴ感や楽器音のニュアンスは十分に感じられるものとなっている。 初期のライヴ盤でどれを買おうか迷っているならば、この盤を強くオススメする。満足度はかなり高い。
●音 質 →☆☆☆
●演 奏 →☆☆☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆☆

  Ultimate Broadcasts Vol.1
  202x197(18381bytes)

GLRS-221
AGORA. BALLROOM,CLEVELAND, OHIO, USA 1984.3
1.Breakout
2.Come back
3.Roulette
4.She don't know me
5.Shot through the heart
6.Love lies
7.Guitar solo〜Get Ready
8.Runaway
9.Take you higher(SLY'S SONG)


 ラジオ放送用のライヴ音源のようだ。小さめの会場なのだろうか。途中でインタビューが入る。
 へヴィなノリが爆発!昨今の極端にチューニングを下げたへヴィバンドよりも心地よいへヴィさがある。 ジョンのVoにかたさがあるが、端正な感じで悪くない。 放送用音源ながら録音はハイ落ちしているが、音楽の楽しさは十分に伝わってくる。
 聞き所は次の通り。
 2.Come Backの緊張感のあるリフ、バックコーラスのハーモニー。初期の音源CDではこの曲は見かけないので貴重だ。 ギターソロのオクターブユニゾンがかっこいい。ハモリパートはキーボードのようにも聞こえるが、 ピッキングのニュアンスが感じられるのでひょっとするとジョンが弾いているのかもしれない。 16分音符を弾いている姿が想像できないけれど。
 6.Love Liesもめずらしい。イントロがドラマチックにアレンジされていて鳥肌がたつ。 コピーバンドをされる方は是非参考にしてほしいかっこよさだ。Outroはリッチーが弾きまくり。 クラシカルな雰囲気も散りばめられてスリリングだ。
 メンバー紹介の後に7.でリッチーのギターソロが始まるが、爽快なリフを左右にパンを振ったディレイマジックで聞かせるところがニクイ。
 9はへヴィなりズム隊をバックにリッチーがキャッチーリフを弾く。この頃のボンジョヴィがVanHalenをカバーしたらおもしろいだろうな、 と感じさせる雰囲気。ギターソロの後に弦が切れてチューニングが狂っている。
 全体的にへヴィなグルーヴに満ちている。初期BonJoviのへヴィな感じが好きな人には強くオススメする。 若いエナジーが爆発している。
(裏ジャケの曲目からは3曲目のRouletteが抜けているので注意。)
●音 質 →☆☆☆
●演 奏 →☆☆☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆☆

  Ultimate Broadcasts Vol.2
  202x203(18511bytes)

GLRS-222
RIPLEY MUSIC HALL, PHILADELPHIA, PENNSYLVANIA,USA 1984.3
1.Breakout
2.Roulette
3.Shot through the heart
4.She don't know me
5.Runaway

GAUMONT THEATRE, IPSWICH, ENGLAND 1984.10.11
1.Breakout
2.Roulette
3.Shot through the heart
4.Get Ready
5.Runaway


 上記Vol.1と同様、ラジオ用音源のようだ。2公演分が入っている。
 RIPLAY公演は音質イマイチで、演奏のよさが伝わってこない。GAUMONTはハイ落ちはないが、 録音テープのよれが感じられて気持ちわるい。
 選曲・演奏・録音、どれを考えてもVol.1の方が魅力。Vol.1だけ購入すればよいだろう。
●音 質 →☆☆(RIPLAY)、☆☆☆(GAUMONT)
●演 奏 →☆☆☆
●お勧め度→☆☆

  BEHIND THE GLORY DAYS
  202x203(18511bytes)

BONDAGE MUSIC
BON194/195

Disc One
1.RUNAWAY(Disco Remix)

2.Breakout
3.Roulette
4.Shot through the heart
5.She don't know me
6.Runaway

7.Shot through the heart
8.Heart of America
9.Travellin' Band
10.We're an american band
11.Diamond ring
12.Wanted dead or alive
13.Countdown~It's all over now
14.Livin' on a prayer

Disc Two
1.Blase of glory
2.Blood money
3.Never say die
4.The ballad of alice cooper
5.Bed of roses
6.Fear
7.Badlands
8.Baby what you want me to do
9.I'll sleep when I'm dead
10.Good Guys don't always wear white
11.Bridge over troubled water
12.This Ain't a love song
13.Imagine- Give peace a chance
14.Life's too short for days like these
15.Hush
16.Welcome to the good times
17.Next 100 years
18.It's my life


 アルバムタイトルで匂わせている通り、デビューしてから2000年までの間のライヴ音源や レアトラックを2枚のCDに集めたものである。
 本ページの年代にリストした理由は、DiscONE前半の曲のインパクトがあまりにも高いからだ。

 1.RunawayはRunawayのディスコリミックス。エレクトロニックドラムサウンドやミキサーを使ったJonの声の手動アナログサンプリング (? なんと呼ぶのか忘れた、、、)がコミカルに入っていて笑える。途中からはアナログレコードプレイヤーを通したと思われるオリジナルヴァージョンになるが、 アナログっぽさが心地よい。途中でYouGiveLove a Bad nameのサンプリングも混在するため、実際にこのヴァージョンが作製されたのは3rd以降だと思われる。 この音源はスペインのプロモーションシングルのみに収録されていたらしく、大変貴重なものである。 最後のサビのバックに薄くクリーントーンのギターメロディが聞こえるだろうか? これに気づいてしかも音の切り方に遊び心が感じられることに感づいたらあなたもボンジョヴィマニアだ。
 2〜6は1984年3月3日のフィラデルフィア公演の放送用ライヴ音源。この時期の演奏の中ではダントツに音がよい。 B&Wのスピーカでガンガンに聞くと、それこそ当時の生演奏を聞いているような錯覚・喜びにひたれてしまった。 上記GLRS-222と内容は同じかもしれないが、未確認。聞き比べればすぐわかるだろう。とにかく録音がよい。 初期ファンならずとも見かけたら絶対に入手してほしい。
 それ以外の曲は音質はマチマチ。アコースティックバージョンの曲が多いので、聞く価値はある。 オススメはDiscTwo 11.Bridge over troubled water(もちろんサイモン&ガーファンクル!)、 12.This Ain't a love song(ニュースステーション出演時音源)あたりか。
 ちなみにIt' my lifeについてははNHKポップジャム出演時の音源と思われる。 確かあの時はYouGiveは生演奏で、It's my〜はVo以外テープだったような、、、
●音 質 →☆☆☆☆☆(曲でマチマチ)
●演 奏 →☆☆☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆☆

    DEAD OR ALIVE
 

THE SWINGIN' PIG RECORDS.
TSP-CD-102

1.You Give Love a Bad Name
2.Wild In the Streets
3.Wanted Dead or Alive
4.Silent Night
5.Let It Rock
6.In And Out of Love
7.Drift Away
8.Get Ready
9.Livin' on a Prayer
10.Runaway

Recorded live
during the 1987 US-Tour.

 1987年のUSツアー音源。サウンドボード収録。質の良い音源を提供する、信頼のドイツSwingin'Pigレーベルからのリリース。
 初期の"NEW JERSEY"日本盤を持っている人がこれを聞いたら、間違い無く驚くはずである。 なんと、Tr.1は"NEW JERSEY"のボーナストラックと全く同一なのだ!
 "NEW JERSEY"ボーナストラックでは"禁じられた愛"の演奏が終わると同時にティコがスネアを連打し始め、 そこで悲しいかなフェイドアウトとなっていた。しかし、この"dead or alive"ではそのフェイドアウトがなく、 Tr.2へとつながっていくのだ。「あの続き」が聞けるというだけで、この盤の価値が生まれるというものだ。 しかも、音質はあのボーナストラックそのまま、オフィシャル盤に採用しうるだけの高音質が最後まで貫き通される。
 ライヴではカヴァー曲を演奏するのがお決まりのようだが、この頃はDobie Gray(たぶん)の"DRIFT AWAY"がよく演奏された。 中盤ジョンに代わってリッチーがヴォーカルを取るのだが、これが素晴らしい。 伸びやかな彼の声は、ライヴ会場ではさらに伸びやかでたくましくなるのが不思議。
 他の聞きどころは、Tr.5でのティコのバスドラとアレックのベースの絡み、それにジョンのMCなど。 演奏は貫禄がでてきたが、以前の無邪気な雰囲気は薄くなってきた。
●音 質 →☆☆☆☆☆
●演 奏 →☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆
  KING OF THE AIR WAVES
 
DGCD 011

RECORDED LIVE IN JAPAN
TROUGH DEC 31 1988 - JAN 1 1989

1.LAY YOUR HANDS ON ME
2.I'D DIKE FOR YOU
3.WILD IN THE STREET
4.YOU GIVE LOVE A BAD NAME
5.TOKYO ROAD
6.BORN TO BE MY BABY
7.I'LL BE THRE FOR YOU
8.BLOOD ON BLOOD
9.LIVIN' ON A PRAYER
10.RIDE COWBOY RIDE
11.WANTED DEAD OR ALIVE
12.BAD MEDICINE
13.IT' ALL OVER NOW
 1988年大晦日から1989年元旦にかけて(確か、東京ドームにて)行なわれたカウントダウンライヴ。 この1987年のdead or aliveではちょっと落ち着きすぎた感があったが、 今回のライヴではメンバー全員が元気いっぱい。
 オープニングは、やはり1.。「幕開け」にふさわしい曲だ。アレックのコーラスも絶好調。 ティコのドラミングとアレックのベースでどっしりとした曲調をうまくだしている。 ノリノリの2.はソロ後の掛け合いがききどころ。4.では完璧なイントロで観客を引き込む。 最後、ジョンが掛け合いを要求した感じだが、観客の反応はイマイチ。 この頃はまだ「お約束」には至っていなかったのだろう。5.6.と美味しい楽曲が連なり、 会場は興奮のるつぼ。ライヴ時、6の終盤ではジョンがハーモニカを吹くのがお決まりだが、 いろいろな音源を聞き比べると、ハーモニカが上達して行くのがわかる。
 他にもききどころ盛りだくさんの本CD、かなりオススメ。 ボンジョヴィの演奏に、日本のファンの熱狂がフィードバックされていく様は最高。




●音 質 →☆☆☆☆
●演 奏 →☆☆☆☆☆
●お勧め度→☆☆☆☆☆


〜1988 〜1992 〜1993 〜1998 〜2005 企画物
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